7時間は寝ている。なのに、朝起きた瞬間から疲れている。
そういう時期があった。睡眠時間は足りているはずなのに、体がリセットされた感じがしない。休日に昼まで寝ても、月曜の朝には同じしんどさが戻ってくる。
「ちゃんと寝れていない」というより、「寝ても回復できていない」感覚だった。
時間より「入り口」を変えた
最初に変えたのは、眠りにつく前の過ごし方だった。
以前は、布団に入ってからスマホを見ることが多かった。気になったことを検索して、気づくと30分経っている。目は閉じているのに頭が動いている、という状態で眠りに落ちていた。
試しに、布団に入ったらスマホを手の届かない場所に置くようにした。充電器をベッドから離した位置に移動させただけだ。
最初の数日は妙に落ち着かなかった。それが逆に、自分がどれだけスマホを「習慣的に」触っていたかを教えてくれた。
1週間もすると、布団に入ってから眠るまでの時間が短くなった。目が覚めたとき、少しだけ体が軽い気がした。
「寝だめ」をやめた
休日に長く寝ると、むしろ月曜がきつくなる。
頭では分かっていても、平日の疲れを週末で補おうとしてしまっていた。土曜に10時まで寝て、日曜も似たような時間に起きる。体は横になっているが、リズムが崩れていく感覚があった。
意識して変えたのは、起きる時間だけだ。休日も、平日より1時間程度の余裕にとどめるようにした。全部そろえなくていい。ただ、大きくズラさない。
それだけで、月曜の朝の感じがじわじわと変わってきた。
「何もしない時間」と「休息」は違う
休日にソファで過ごしても、疲れが取れない日がある。
何もしていないのに、なぜか消耗している。しばらく考えて気づいたのは、「何もしていない」と「休んでいる」は別物だということだった。
スマホを眺めながらソファにいる時間は、身体は動いていないが、頭は動いている。情報を処理し続けている。それは休息ではなく、消費だった。
意識して取り入れたのは、「何も考えない時間」を短くても作ることだ。散歩でも、風呂でも、ぼんやり外を眺めることでもいい。画面を見ずに、頭をからっぽにする時間。
長くなくていい。10分でも、それがあるとないとでは、翌日の重さが違う。
疲れの「種類」が変わった
20代・30代の疲れは、寝れば取れた。
40代になって変わったのは、疲れの種類だと思う。体の疲れより、頭と神経の疲れが蓄積しやすくなった。それに気づいてから、睡眠も休息も「頭を休めること」を基準に考えるようになった。
時間を増やすより、入り口を変える。寝だめより、リズムを保つ。何もしないより、頭を止める。
40代の疲れには、40代なりの回復の仕方があるのだと、少しずつ分かってきた。
関連記事
仕事の負荷が変わったタイミングで生活を整えた話は、転職ブログ(40代管理職の転職リアルノート)にも書いています。


コメント